第十二話
花香る夜語り
STORY
菩薺観に戻ってきた謝憐と三郎。二人で天界や鬼界の話に花を咲かせる。すると壺に収めていた半月が目を覚まし、外の星空を見つめる。半月は裴宿の行く末を心配し、半月国の城門を開けてからのやりきれない気持ちを吐露する。慰めようとする謝憐に半月は、昔、花将軍が語っていた若い頃の夢を口にする。それを聞いた謝憐は若き日の自分の言葉に気恥ずかしくなり、かつてある人物にもバカげた言葉をかけたことを三郎に伝えるのだった。
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