第四話
鬼王 花城
STORY
包帯の少年の顔にはかつて仙楽国を滅亡に追いやった人面疫の痕が残っていた。謝憐は霊文に与君山とその少年のことを報告し、神官たちに屍林で出会った銀の蝶の主について問う。蝶の主は四大害の1人、鬼王花城であり、彼はかつて神官33人と決闘して勝利し、天界を震撼させていた。自分で道観を開くと霊文に告げ、人間界で見つけたあばら家に住みついた謝憐はある日、廃品を集めた帰りに牛車の荷台で1人の少年と乗り合わせる。
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