第六話
あやかしの砂漠へ
STORY
謝憐たちの前に現れた道士の話では、隊商が北西の砂漠を通っていたが半月関に到着したところで奇怪な現象が起き全滅したという。半月関とはかつて半月国が存在した地で、元国師で凶の鬼・半月妖道が跋扈(ばっこ)していると言われていた。半月関に何かあると感じた謝憐は三郎、そして南風と扶揺も加わり4人で向かうことにする。旅の途中、三郎のことを怪しむ南風と扶揺は彼の正体を暴こうと試みるが失敗に終わる。そんな折、謝憐は砂嵐の中を軽快に進む2つの人影を見つける。
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