第八話
暗雲漂う故国
STORY
謝憐たちは半月国で白衣と黒衣に身を包んだ2人の女を目撃する。南風が女を引き離す間、謝憐と三郎、阿昭は善月草を探しに王宮へ向かうが、そこには残してきたはずの天生と商人たちもいた。三郎が見つけた善月草で謝憐は毒を解くが、善月草が生い茂る庭には50年もの間、養分として埋められていたという中原商人の顔が。人面は商人に襲い掛かり、半月国の将軍を呼ぶ。現れたのは半月国滅亡時の唯一の将軍だった刻磨と配下の半月兵だった。刻磨は謝憐たちを罪人坑へと連れていき…。
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